現在のカゴの中

合計数量:0

商品金額:0円

カゴの中を見る

検索条件

商品カテゴリから選ぶ
商品名を入力

商品コード:
CASANOVA

モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2018年 バローネ・コルナッキア

販売価格(税込):
1,791
ポイント: 0 Pt
関連カテゴリ:
イタリア赤・ロゼ
イタリア アプルッツォ 赤 D.O.C. 750ml

いわゆるモンテプルチアーノ・ダブルッツォはアブルッツォ州全体のD.O.C.1968年に指定されています。平地が1%しかないアブルッツォ州はアドリア海からすぐに丘陵地帯となり、さらに30~50km内陸に入ると山岳地帯となり農業には適しません。葡萄栽培はアドリア海沿岸の丘陵地帯に集中します。温暖な地中海性気候により日射量に恵まれ、かつ山からの冷涼な風により酸のある葡萄が成育します。そのなかで州の北テラモ県に最良の産地モンテプルチアーノ・ダブルッツォ・コリーネ・テラマーネD.O.C.G.がございます。2003年に指定されています。
コルナッキアはすべての畑がD.O.C.G.内にあります。
飲んだ第一印象は、『このモンテプルチアーノ・ダブルッツォとても宜しい。』です(笑)。
たっぷりの果実味、タンニン、酸のバランスが良く高次元。栓を抜くと甘くて重い香り。モンテプルチアーノらしい甘さが全面に出ます。徐々にストロベリーの沈んだ香りが口中に広がる様はタンニン等と折り重なるようで、しかもフレンドリー(笑)。エミディオ・ペペのワインに通じるようなスタイル(言い過ぎじゃないですよ)。
基本しっかりしており、この価格帯のモンテプルチアーノとは思えない出来映え
。すべてにおいて優位性を感じますね(笑)
。これを飲むとイタリア・ワインってコスト・パフォーマンスが良くて良心的だと実感します(笑)。
しかもこれがコルナッキアのスタンダード・キュヴェですから驚き。
10月中旬に収穫後除梗し1週間のプレ・マセラシオン。酵母を整え、低温で抽出してからアルコール発酵するようですね。ステンレス・タンクで15~20日の醸しで葡萄をしっかり発酵させます。それゆえ色は光を通さないほど濃い。発酵後に3000Lのスラヴォニアン・オークの大樽で8~10ヶ月熟成し瓶詰め。3ヶ月ほど寝かしてから出荷。
伝統的で丁寧なプロセス。今風の飲みやすいだけのモンテプルチアーノ・ダブルッツォとは一線を画したものなのでございます(笑)。この価格帯で濃厚なクリアネスを実現していることは驚異なのです。




インポーターさん資料より(一部岡本補追)

400年の歴史を持つ。
1577年、コルナッキア家がナポリ王国により、バローネ(男爵)の爵位を与えられ、ブルボン王朝との国境を接するこの土地を管理、監視する役目を担っていた。そのような経緯から、先祖代々、広大な土地を所有し、その中から葡萄栽培に適した選りすぐりの土地を畑とし、質の高いワインを造ってきた。
コルナッキア家は代々、チヴィテッラの要塞に居住していたが、長い戦争の後、1861年にイタリアが統一されると、コルナッキア家は要塞を手放さなくてはならなかった。それにより、狩猟地だったトラーノ ヌオーヴォに移り住むことを余儀なくされた。この場所が現在のワイナリーがある場所。
20世紀初頭、イタリア全土を襲ったフィロキセラによる畑の壊滅後、フィリッポ ヴィッツァーロ コルナッキアがアメリカの台木にクローンを接ぎ木し、畑の植え替えを行った。
20世紀の初頭、モンテプルチャーノ ダブルッツォの生産を開始。
1933年、品評会で最初の公的な賞を受賞。カテリーナとフィリッポの祖父の時代には、既に見本市にワインを出展していた。祖父は当時からモンテプルチャーノの高品質なワインを造っていた。
1960年代、モンテプルチャーノ ダブルッツォをアブルッツォでいち早く瓶詰めを行った。
1969年、バローネ コルナッキアの畑から、現在も広く使われているR7というモンテプルチャーノのクローンが採取された。
1980年代、カテリーナとフィリッポの父、ピエロ コルナッキアがヨーロッパ、アメリカへワインの輸出を始める。
1990年代、日本へ輸出をスタート。ピエロの時代に、ポッジョ ヴァラーノ、レ コステが誕生。
2012年、ゴフレード アゴスティーニがコンサルタント・エノロゴとしてワイン造りに参加。
2016年、カテリーナとフィリッポが正式なオーナーとなる。
オーナー カテリーナ コルナッキア : 姉。1976年生まれ。主に販売や事務管理。
フィリッポ コルナッキア : 弟。1977年生まれ。ワイナリーのセラーの仕事を中心。

ピエロ コルナッキア : 父
父は今でも現役で主に畑仕事をしている。母は経理や事務。法律や瓶詰めや様々なイタリアの厳しい規定(ビオなども含み)に対しても母が対応しています。

ゴッフレード アゴスティーニ : 2012年から、コンサルタント。ヴェレノージやトスカーナ、アメリカの生産者も兼任。意見交換して一緒にワイン造りすることで、コルナッキアのスタイルを残しつつ、品質がさらに向上。
葡萄園 60~62ha  アブルッツオ州北部に位置する古くから葡萄栽培に適した丘陵地。80%が南向きの斜面で、石の多い石灰岩土壌。
アドリア海が穏やかな気候をもたらし、高い山(グラン サッソ)が悪天候を遮る。
全てのエリアがコッリーネ テラマーネのエリアだが、D.O.C.G.の申請は最良の5haのみ。
栽培 有機栽培  イタリアを代表するICEAの認証、EUの有機ロゴ「ユーロリーフ」表示。害虫除けには主にフェロモン。肥料は鶏の糞。
グリーンハーベストを毎年7、8月に行い、1本に5房付けるようにする。
収穫  手摘み。酸が落ち、糖が高まり、タンニンが強くなる。この3つの要素で、一番良いタイミングが大切。

コルナッキア家が所有する畑は全てモンテプルチャーノ ダブルッツォ コッリーネ テラマーネD.O.C.G.に指定された区域に入っています。アブルッツオ州全体からD.O.C.G.に認定されたエリアは、北部の丘陵地のみ。このことからもコルナッキア家の所有する畑がとても良いことが分かります。また、コルナッキア家がD.O.C.G.に申請するのは、所有する60~62haの内、最良の『テラマーネ』5haのみです。
「世代交代による改革で、伝統的なアイデンティティを残しつつ、高いエレガンスを追求」  ピエロ コルナッキアから、カテリーナとフィリッポへと世代交代をして、ワイン造りにさまざまな改革が行われました。主な変更点は、①赤ワインは、温度管理して、マセラシオンの期間を長くした。またデレスタージュにより、タンニンがエレガントで滑らかになった。②ロータリーファーメンターを導入した。内部にプロペラが付いており、マストをゆっくり回し、常に果帽をワインと接触させる。白はスキンコンタクトに使用。③コンサルタントのアゴスティーニのアドバイスで、全ての工程で厳しい手順を決める。タンクや樽からの分析をより多く行い、それぞれに合ったブレンドする。④新しい密閉式のプレス機、フィルターシステムやボトリングラインを導入。

また、インポーターの『いなば』さんの要望に応えて出荷を遅らせ瓶熟成期間を長くしてくださるそうです。
数量:

この商品に対するお客様の声

この商品に対するご感想をぜひお寄せください。

新着情報RSS

2024年10月22日
モナストレル•バリーカ コンセンティード 2021年 ラ・プリッシマ協同組合 スペイン 赤
イエクラD.O. 750ml
2024年10月22日
ラン・フォール・デ・ザルテール 2017年 シャトー•プレ•ラ•ランド フランス ボルドー 赤
サント・フォワ・コート・ド・ボルドーA.C. 750ml
2024年10月22日
『ブルーマ·ダウトゥンノ』 2013年 イタリア ピエモンテ 赤
カシーナ·イ カルピーニ  コッリ·トルトネージバルベラ·スペリオーレD.O.C. 750ml  
2024年10月17日
ブルイィ『ラ・クロカント』2022年 ドメーヌ・レ・ロッシュ・ブルー フランス
ボジョレー ブルイィ 赤 750ml
2024年10月17日
キャンティ・コッリ・セネージ 2021年 アジェンダ・カサーレ・ダヴィッディ イタリア 赤
キャンティ·コッリ·セネージD.O.C. 750ml
2024年10月17日
ピクプール・ド・ピネ 2023年 フローレ 南フランス 白
ラングドック ピクプール・ド・ピネA.C. 750ml
2024年10月17日
ミラン·ロイヤル·シャルドネ 2021年 ドメーヌ·ブラン·プリュム 南フランス
ルーション I.G.P.コート·カタラン 白 750ml
2024年09月30日
シャルム·シャンベルタン 2016年 カミュ・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ フランス 
グラン·クリュ 赤 750ml 
川崎(川崎と溝の口駅そば)、横浜(鶴見、関内、たまプラーザ)でオーセンティック・バーを展開する時代屋・オールドオークではバーテンダーやキッチン・スタッフを募集しています。
初心者にも丁寧に指導しますので安心です。正社員の他、アルバイトも可能です。応募やご質問についてはこちらのページをご覧下さい。

ワインのマスキューHOMEワインリストワインの知識(ワイン事典・ワイン辞典)

店主紹介地図と住所桝久にメール特定商取引(送料等)チーズブログカゴの中身

© 2005-2022 by 株式会社桝久商店 & フクモト・ロジスティック・システム