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フランス ブルゴーニュ 赤 ドメーヌ・ジェラール・セガン 750ml

ブルゴーニュ、ジュヴレイ・シャンベルタン村で1952年より3代に亘ってワインをつくり続けているドメーヌです。

1990年にドメーヌを引き継いだジェラール氏は、農薬・除草剤の使用を止め、有機栽培に近い方法で栽培しています。高品質な氏のワインは近年注目を集め「間違いなくこのアペラシオンを代表するつくり手」との評価を得ています。ドメーヌ名はジェラール・セガンを名乗っていましたが、現在はソシエテ・シヴィル・ギーヤールに改名。ジェラールさんは家業を受け継いですでに30年以上経ち、優良生産者としての評価を得ても、畑を拡大したりしません。夫妻と息子のジェロームさんの3人で、ワイン造りに変わらぬ姿で尽力しています。ドメーヌ名もソシエテ・シヴィル・ギーヤールに改名。三代目への橋渡しなのでしょうね(笑)。

ワインに共通する特徴は奥行きがあり、果実味がチャーミングであり、媚びない味わいのクラッシックスタイルのワインです。(ジェラール氏の人柄そのものです。)
新樽比率は50%で一年の熟成期間。割りとあっさり(笑)。無理な樽香を感じさせない。バランスの良さと味わい深いエレガントさが身上です。どれもとても素直な良品なのです。

ドメーヌはジュヴレイ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジィニーに5ヘクタールほどの畑(1級ラヴォー・サンジャックや1級クレピオなど)を所有しています。ラヴォーの谷の左岸寄りの畑を多いようです。
この1級畑『ポワスノ』はラヴォー・サンジャックの上部の急傾斜地。所有するラヴォー・サンジャックと地続きのようですね。急傾斜だと表土が薄く水捌けが良く、日照に恵まれます。ただし農作業の負担は増します(笑)。ラヴォー・サンジャックより優れるとは言いませんが、お買い得であることは確かだと存じます(笑)。オー・コルヴェと比べるとシリアスさがございます(笑)。
そうそう、あとこれは嬉しい蔵出しのバック・ヴィンテージです。