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イタリア　モリーゼ　赤　ティンティリア・デル・モリーゼD.O.C. 750ml

テニメンティ・グリエコはイタリア・モリーゼの新進のワイナリー。ティンティリアはモリーゼの主要土着品種でございます。

とても甘く感じる液体からプラム・ベリー系の赤い鮮烈な果実が大量に飛び出てきます(笑)。あまりの驚きにたじろいてしまいました(笑)。セオリーだとモリーゼ辺りの暖かい産地のワインは香りは黒くなり不明瞭となります。甘く凝縮した液体自体の旨味で勝負するスタイルです。それゆえ、このワインを飲んであまりの鮮烈な果実味にびっくり(笑)。
友達同士のワイン持ち寄りパーティーにこのワインを持っていけば必ず王者になれますね(笑)。

このキュヴェ『200メートリ　ティンティリア』はこのワイナリーのトップ・キュヴェ、いわば看板アイテム。
ただし作りは極めてシンプル(笑)、9月の終わりにぶどうを厳格に選別しながら手摘みで収穫し、除梗後ソフトにプレスして破砕、ステンレスタンクで26℃で15日間マセラシオン。やらわかくプレスして得られた液体をそのままステンレスタンクで4カ月間熟成。収穫翌年の3月～4月に瓶詰めし、瓶で熟成させます。
あっさり、木樽熟成はさせずにサクッと作っているんですよね(笑)。あの果実味を経験して、他に何か秘訣がありそうな気がしますけど(笑)…。それとも品種特性、
地場品種『ティンティリア』のポテンシャル?ちょっと調べると最近樽熟成しないスタイルのティンティリア・デル・モリーゼD.O.C.が増えているようです。やはり時代はゆっくり性急に動くのかな(笑)?

ともあれ、こんなアバンギャルドなワインが南イタリアのモリーゼで作られていたことに衝撃を受けました。ただ、肝心な香りが抜けていく欠点はありますが(笑)、それを差し引いても飲んでみる価値はあるかと。
今後更なるイノヴェーションに期待します!

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以下インポーターさん資料より

南イタリア・モリーゼ州の、太陽の光が降り注ぐ海岸線と美しいアドリア海に浮かぶトレミティ諸島を見渡す標高150メートルの場所に、
テニメンティ・グリエコのブドウ畑とセラーはあります。
このダイナミックで革新的なワイナリーは、テロワールの優れたポテンシャルを最大限に活用し、最高品質のワインを生産しています。
ヨードを含んだ海風に育まれた、独特の塩味を持つ「海辺のワイン」は、空と海に挟まれたこの土地の真髄を表現しています。
プーリア州で実業家として成功したアントニオ・グリエコが、モリーゼのポルトカンノーネにあった歴史あるヴィニコーラ・
フロッコから、畑とワイナリーを引き継いだのは今から6年程前の事。
彼は畑とセラーの大規模な改修を行い、新たにテニメンティ・グリエコとして事業をスタートさせました。
現在は広報とマーケティングを担当し、人生のパートナーでもある、エマニュエラ・チェッカと共に、
ワインに対する深い愛と情熱をもって、このワイナリーを運営しています。
ワインメーカーのマリア・コンチェッタ・ライモンドは、豊かな専門知識と献身的な精神を持ち、常にエネルギッシュです。
彼女は常に軽快な足取りで畑を歩き回り、いかなる時でも自分の仕事に対する情熱を失う事はありません。
ワイナリーや畑の全てを知り尽くしている彼女にとって、この土地に秘密は無いのです。
そしてまた、ワイナリーの成功を支えているのは、この土地とワインへの愛と情熱を共有する、家族の様なスタッフたちです。
彼らは常に努力を惜しまない、真のプロフェッショナルです。

「土着品種と国際品種で造られるテニメンティ・グリエコの多様なワインは、アニマ・オスカ、イ・コスターリ、
パッソ・アッレ・トレミーティなどいくつかのラインに分かれている。
ワイナリーはポルトカンノーネ村にあり、モリーゼで最もぶどうが植えられている場所だ。
水平線の向こうにトレミティ諸島を望み背後にアペニン山脈がそびえるそのテロワールを生かして、彼らはワインのスタイルを定めた。
ワインは果実の印象が鮮明で、心地よい飲み口で、醸造は柔軟に行われている。主なワインは常に全て注目に値する。」
(ガンベロ・ロッソより)