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TOUT

トゥ・ニュ・エ・トゥ・ロゼ 2022年 ドメーヌ・ラ・リュンヌ フランス

販売価格(税込):
3,205
ポイント: 0 Pt
関連カテゴリ:
フランス ロゼ
コルビエール ロゼ V.D.F. 750ml

南フランスコルビエールのヴァン·ナチュールのロゼです。実はこのドメーヌの赤を飲んだ折、セニエで作ったロゼがあるのを発見。かなり美味しいのではないか?と思いつきサンプルを取り寄せました(笑)。

裏試飲会
私「先日飲んだ赤に引き続きロゼが来ました(笑)。」
Kさん「あの赤美味しかったですよね(笑)。カリニャン、グルナッシュのブレンドでしたよね。いかにもカリニャンでしたよね(笑)。」
家内「これはサンソーが30%加えられたもの。私思うにサンソーを加えることで酸が増すと思います(笑)。赤は酸がちょっと物足りなかったんです(笑)。」
私「あの赤エレガントでしたが、エレガント過ぎないか?と言うことでロゼも試そうと言うことでございます(笑)。」
Kさん「色は若干アンバーが入ってるかな?やはりSO2無添加?」
私「そんなに綺麗とは言えないかな(笑)?まあ、SO2無添加ですので許しましょう(笑)。」
家内「あ~、香り綺麗!かなり複雑!チェリー、アセロラ、バラ、アンズ…青っぽさもあるかな。」
私「トマトっぽい(笑)。」
Kさん「パプリカ!」
私「そうそう。トマトほど酸っぱくない(笑)。」
家内「やはり南フランスらしくそんなに冷涼な果実味ではないけど、酸はしっかり入ってるかな。でも酸のボリュームはあまり感じない。ちょっと不思議?」
私「この点赤同様にエレガントだよね。」
Kさん「余韻が長くて綺麗ですなぁ(笑)。美しくて…、耽美(笑)。あとワイン自体が滋味深く噛んで飲むような味わいですな(笑)。」
私「基本飲みやすい(笑)、濃度感の割に飲みやすい。飲み易すぎる不思議(笑)。」
Kさん「アルコール分はいかほどてすか?」
私「12.5%です。低目に仕上がってますね(笑)。この辺りがこのワインのミソかな(笑)?」
家内「このワインは幾つかの畑の葡萄をブレンドしたもの。ヴァン·ド·フランス表記です。」
Kさん「でも、寄せ集め感は無いですね(笑)。生産者の意図を感じますよね(笑)。これだけで十分楽しめますが、食べ物に合わせるべきワインですね(笑)。」
家内「スーパーチャーミング!このドメーヌのワインは酸の有り様に特徴があるんだな(笑)。」
Kさん「ほんのりビオ嗅がするけど気になるほどではない。」
私「クレーム·ド·ブリュレの範疇ですね(笑)。瓶詰め時にもSO2添加していませんね(笑)。V.M.N.
は割とワインが濃くなる傾向ですが、このロゼは重く感じない点秀逸なのかな(笑)?」
時間が経過して…
家内「開けてから6時間。とてもドライでミネラリー。あとハーブのニュアンスも感じる。」
私「果実味のディテールが明瞭さが増してる。切れもあり抜群だね(笑)。何に合わせるか?」
家内「魚?」
私「川魚!鮎!香草焼きなんか良さそう(笑)。」
家内「青魚!イワシなんかも行けるかも?」
私「うんうん。ひこイワシの酢漬け!」
家内「酢漬けプラス胡麻油!このコンビネーションを利用すれば何でもオッケー(笑)。」

翌々日になると、安納芋のようなふっくら感の液体に充満するチェリーやバラの香りが圧巻。
まさに、こう来たか!状態(笑)。

(何日経ったか忘れましたが)最後の一滴まで果実の香りはしっかりしながらローズマリーの香りを湛える。最後の最後まで楽しめました(笑)。



以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)

ナルボンヌの西、地中海沿岸部のタレラン村に1960年より続くぶどう栽培家の家系で、2011年に5代目のマニュエルとグザヴィエの兄弟が継承しました。
 2014年に22ヘクタールに及ぶ全所有畑でビオロジック栽培を開始し、2018年に「ECOCERT」の認証を取得しました。
 「もともとは地球環境のために自分たちができることをしたいと考えてビオロジック栽培を開始したのですが、そのうち土壌がふかふかになり、ぶどう樹の葉の色が鮮やかになり、弾けるようにピチピチとしたぶどうが実るようになりました。やがて、(ビオロジック栽培で認められている)銅を畑に撒くことに疑問を抱くようになり、代わりにハーブやティザンヌ(調剤)といったビオディナミの手法を採用するようになりました。実は私たちの畑も、野生のラベンダーやローズマリー、タイムなどの群生に囲まれているんです!」
 「大自然に即した栽培方法を確立したことで、タンクから試飲するワインが、まるで生きているようにジューシーな口当たりになりました。そこで、なんとしてもこの美味しさをそのままボトルに閉じ込めたいと思い、SO2の使用をやめることにしました」。
 2021年には、フランス農務省やINAO等のフランス当局が10年の歳月を経てヴァン・ナチュールを公式に定義・認可した、「Vin méthode Nature」にも加盟しました。
 「SO2を使用しない醸造は酸化やバクテリア汚染のリスクと常に背中合わせで、高度な衛生管理や醸造技術が求められます。例えば私たちは、収穫時に腐敗果を完全にシャットアウトするために、2ステップの段階を踏んで選果を徹底しています。「VmN」の理念や技術指針は非常に完成されたもので、私たちの指針ともなっています」。
 

これはセニエ法によるロゼワインです。カリニャン(樹齢約70年のVV)50%、サンソー(樹齢約50年のVV)30%、グルナッシュ(樹齢約10年)20%のブレンド。近隣3村に合計4ha。粘土石灰質土壌。収量は25~35hl。コンクリート製タンクで醸造。SO2は一切不使用。作品名の「トゥ・ニュ・エ・トゥ・ロゼ」は「まったくもって裸、まったくもってロゼ」という意味で、生産者が大好きな歌手「カルロス」の「Tout nu et tout bronzé」(みんな裸、みんな日焼け)というゴキゲンな歌(https://www.youtube.com/watch?v=ynDmiMoAUzQ)をもじったものであると同時に、SO2を一切使用していない(生のままの)ワインを、裸に例えたものです。
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