ワインの桝久 - 横浜の酒屋/商品詳細ページ

ルーション　I.G.P.コート·カタラン　白　750ml

じわりじわりとマスキューの扱いアイテムとして侵食するドメーヌ·ブラン·プリュム(笑)。

『クマゲラ』、『ミミズク』、そして『アカトビ』が加わることで大演壇(笑)!
この『アカトビ』はシャルドネでございます。
まずは誤解のないように申し上げますが(笑)、いわゆるブルゴーニュ風のシャルドネではございませんので誤解のないようにお願い申し上げます(笑)。
開けたての香りはスモーキーでハニー、香りから凝縮感を感じますからただ者ではありません(笑)。
そして一口飲むと涎が止まりません(笑)。キメ細かく、しかも噛んで飲むような詰まり方。ブルゴーニュのシャルドネですとトロトロになるレベルですが、このシャルドネは行き方が違います(笑)。新樽を多用したトロピカルでコテコテのシャルドネではなく、あくまでも葡萄果由来の果実味、酸をダイレクトに凝縮したもの。濃さよりも広がり大きさを訴求したスタイルかと。長過ぎる程の余韻には啞然とさせられます(笑)。今まで経験したことが無いシャルドネに狼狽しながらも惹き込まれる不思議(笑)。
基本とてもシンプルなのですが、人智を超えたようなワイン。グラン·クリュ並の低収量で作られた渾身のシャルドネなのですが、あくまでもシンプル。

------裏試飲会-----

家内「うわっ!コレ何(笑)?」
私「凄い!涎が止まらん(笑)。」
Kさん「こんなシャルドネ飲んだことないけど、シャルドネと言えばシャルドネ(笑)。ブルゴーニュ風では無いですよね(笑)。」
家内「ハニーでスモーキー。シャルドネと言えばシャルドネなんだけど…。」
私「プリミティブですよね。アルコール分との折り合いがとても良い。それもとても高度なレベルで折り合っている(笑)。」
家内「アルコール分は13.5%。無理してないね(笑)。」
Kさん「田舎臭い(笑)。でもビオ臭くない(笑)。」
家内「ブルゴーニュ派ではなくマスキュー派のシャルドネ(笑)?とても奥行きがある。」
私「収量を調べるとグラン·クリュレベル　1本の葡萄樹からハーフボトル1本分くらいしか作ってないレベル。そうすると大体がモンラッシェみたいにトロトロになるんだけど(笑)、まだそうなっていない。そうなるのに10年以上かかるのかな?」
Kさん「とにかく大きさ強さは一級品なのはたしかですな(笑)。まあ、シャルドネらしいグリーンのノート、クリームっぽさはちゃんとあるんですけどね。」
家内「開けたては『いぶりがっこ』っぽい(笑)。マンチェゴみたいなハードタイプのチーズに合いそう。」
私「このシャルドネは例えると、ピエール·カロのブラン·ドゥ·ブランに似ている気がする。まあ、カロはアヴィーズのシャンパンなんだけどね(笑)。吹き出るようなパワーと大きさ。これが一番近いかな?妄想もここまで来れば誰も追随出来ないでしょう(笑)!」
呆れ顔の家内に一言言ってやりました(笑)。

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以下インポーターさん資料より

プロヴァンスの「シャトー・ラ・コスト」(ビオロジック)や「ドメーヌ・オヴェット」(ビオディナミ)といった自然派生産者たちの下で修行を重ねたラファエル・コランが、2019年に、ルーション地方西部コディエス・ド・フヌイエード村の畑を購入して拓いた新星ドメーヌです。前所有者によって2016年からビオロジック栽培、2018年からビオディナミが展開されており、ラファエルはそれを引き継ぐ形で認証を取得し、自身のヴァン・ナチュール造りを開始しました。
　「畑は「コルビエール・フヌイエード自然公園」の中心部にあるのですが、この公園では50種を超える大小の野鳥を観察することができます。中でも特に感銘を受けたシロオオタカ(鷹)の白い羽、そして、真っ白なページにこれから羽ペンで私の物語を書き始めるという思いを込めて、ドメーヌ名を「白い羽」と名付けました」。
　「大自然の恩寵に満ちたこの地は、ヴァン・ナチュール造りの理想郷です。畑のすぐそばには国指定の「ハイキングコース36号」も通っており、景観の美しさは息を呑むほどです。(行ってみたい!)写真をラベルにも掲載した清流の水は生命が蘇るような美味しさで、まさしくこの水のようなワイン造りを目指しています。ちなみにこの清流の水は、ビオディナミのプレパラシオンの調合にも使用しています」。
　ラファエルは創業直後より、フランス農務省やINAO等のフランス当局が10年の歳月を経てヴァン・ナチュールを公式に定義・認可した「Vin méthode Nature」にも加盟しています。
　「VmNはその厳格なルールによって、逆にヴァン・ナチュール造りに自由を与えてくれています。健全で体に優しいことはもちろん、美味しさのパスポートでもあります」。


IGP Côtes Catalanes。シャルドネ100%。コディエス・ド・フヌイエード村に1.87ha。シスト(スレート片岩)基盤の粘土石灰質、泥土質、砂質土壌。平均樹齢25年。収量は16hl/ha。ステンレスタンクで発酵後、6ヶ月間熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。SO2は不使用。ラベルの鳥はマルセイユ在住の高名な画家であるサンドロ(www.sandrot.com)が描いた「アカトビ」で、その白い羽(白ワイン)、金色のくちばし(色合い)、生き生きとした精悍な顔立ち(口当たりと味わい)、1m80cmもの長い翼(余韻)から、シャルドネの特徴を形容する鳥として描かれたものです。