現在のカゴの中

合計数量:0

商品金額:0円

カゴの中を見る

検索条件

商品カテゴリから選ぶ
商品名を入力

商品コード:
ICARP

『ブルーマ·ダウトゥンノ』 2013年 イタリア ピエモンテ 赤

販売価格(税込):
4,431
ポイント: 0 Pt
関連カテゴリ:
イタリア赤・ロゼ
カシーナ·イ カルピーニ  コッリ·トルトネージバルベラ·スペリオーレD.O.C. 750ml  

皆さん!
バルベラ種ってご存知ですよね(笑)。

特にピエモンテのバローロ辺りではネッビオーロ→バルベラ→ドルチェットの断固たるヒエラルキーがございます(笑)。まあ、ドルチェットが自分達が飲むデイリーワインで、ドルチェットはお客様が来たときのちょっと気張ったワイン。ネッビオーロは言うまでもなく特別な時に飲む高級品(笑)。
実は私バルベラをここ30年近く探しております(笑)。かつて、バローロの名門モンテツェモロのバルベラ·ダルバ·スペリオーレを飲んだ感激が忘れられません。リリース前にモンテツェモロでバレル·サンプルを飲んでいました。
モンテツェモロ「今、実験的にバルベラをバリックで熟成したワインを仕込んでいるんだけど、どう思う?」
私「強い!でもこれがどう出来上がるか解りません(笑)。」
その後日本でリリースされたものを飲んでビックリ!ブルゴーニュのグラン·クリュを飲んでいるかのようでした。あれがコレ?かなり驚きました。
当然大ブレークしてモンテツェモロはバローロよりこのワインが有名になるほど(笑)。でも、それと並行して値段もバローロ並となり、扱いを辞めました(笑)。ケチでへそ曲がりなマスキューらしい対応でございます(笑)。
それ以来、ずっーとピノ・ノワール的なバルベラを探し続けております(笑)。空振り続けて30年、待てば海路の日和あり!ちょっと長く待ちすぎたかな(笑)?

えへへ(笑)、見つけました!

それでは裏試飲会の始まり始まり~!
Kさん「樟脳…、ローズマリー、ミント…中身の凝縮が伺えますね(笑)。熟成香も綺麗(笑)。あ~、濃くて美味しい!言葉を失うねぇ(笑)。」
家内「圧巻!綺麗に甘い(笑)。甘露な味わい。しかも古さを感じない。フレッシュで葡萄を果物を齧っているみたい(笑)。」
私「でしょ(笑)!(鼻高々)、ブルゴーニュのグラン•クリュみたいでしょ(笑)。飲むと泣けてきますよ(涙)。」
家内「スモモ、桃、薔薇、佐藤錦…。果実が全部溶け込んでいて、まさに渾然一体。しかも複雑。」
Kさん「美しい!バルベラって基本ベリー系の果実味だと思うのだけど、コレはピノ・ノワール的。不思議ですよね(笑)。」
私「カリニャンとピノ・ノワールを足したような味わい。ミソは足して2で割らないところかな(笑)」
Kさん「マスキューさん、このワインのアルコール分はいかほどですか?そんなに高くはないですよね?」
私「え~と、ゲッ!15.5%ですぅー!総体アルコール分だと思いますから、15%は瓶詰め時にはあったはず!」
Kさん「コレだけのパワー…。折り合いがつくには長い熟成が必要なんですね。樽熟成3年してから瓶熟成を6年してからリリースかぁ。発想が凄
いよね(笑)。」
家内「樽熟成3年…、バリックではなくトノーかな?タニックじゃないからオーク材はスラヴォニア•オークかな?ピエモンテだしね(笑)。」
私「カタログたと、フレンチ•オークのトノーとか。ミディアム•ローストしてるとしか書いてない。樽材はきっとアリエだな(笑)。アリエの古樽をトノーに組み直したのかな?」
Kさん「木樽の影響はまったく感じませんよね(笑)。しかし、これほど完成度が高いワインを造るには…、どれ程の経験を積んだのか…、文化、歴史、経験の蓄積を感じますなぁ(笑)。まさか、こんなバルベラがあるとは!」
私「当然計算尽くしたのだろうけど(笑)、あくまで人為を感じない自然な仕上がり。驚きですね(笑)。」
家内「あとこの甘さ、バルサミコの甘さに通じる。甘さと酸の区別が無くなる。酸味が甘さに変わる。そうそう、シワシワの梅干しの甘さ(笑)。」
Kさん「プラム系の香りもあるってことですね(笑)。それにしても奥深い(笑)。」
家内「ひたすらフルーティーなんだけど、上等な醤油のフルーティーさ(笑)。」

翌日になると

私「あの吹き出るような香りが大人しくなったね(笑)。」

家内「この点ネッビオーロとは違うんだね。このワインはこの時点でピークなんだね。」

私「でも急に古くなった感じではないんだよね。液体として実に美味しい(笑)。香りが外に出ず中にある感じかな。」

家内「自然に胃に落ちる(笑)。そしてゆっくり消えていく。」

私「液体は旨味のみ!」

家内「コルクにDIAM10使ってると言うことは、打栓したのが2017年頃だから2027年くらいはピークの状態は続くってことかな(笑)。」

私「作り手は全てをお見通してってことかな(笑)。」




以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)

~トルトーナの丘~ DOC Colli Tortonesi ピエモンテ州東部の町 トルトーナ。昔からミラノとジェノバ、トリノとボローニャを結ぶ街道の要所にあたり、ピエモンテ、ロンバルディア、エミリアロマーニャ、リグーリア4つの州の異なった文化の影響があります。 ~Timorasso ティモラッソ種~ ピエモンテ州トルトーナ原産の地ブドウ。生産農家は30件以下で総栽培面積50haのレア葡萄。房は小さく、小粒で粒どうしが離れて実ります。ヴェルメンティーノやリースリングそして白にもかかわらずネッビオーロと比較されるキャラクターを持ち、フローラルな香りと高い酸を保ったまま 複雑さを伴うフルボディになることで知られます。 ~ピエモンテの希少種 ティモラッソ種~ 10~15日間の醸しを行う フルボディの白ワイン ■生産者 1998年にパオロ ギスランディ氏がトルトーナの東、Pozzol Groppo ポツォール グロッポの丘にある、手付かずの自然を自力で開いたワイナリー。元大手企業のディレクターだったパオロ曰く「ワイン生産者になることは夢以上に 渇望に近いものだった」 そうで、現在は物質的な充足から決別し、大自然の真っただ中で家族と共にナチュラルワイン造りに没頭しています。 所有面積は10ha。畑の標高は約400m。地質は粘土石灰質。密植度は5,000~6,000本/ha。 畑では生態系と生物の多様性の維持、土壌の微生物の状況把握に常に気を配り、硫黄と銅以外は畑に撒くことはありません。パオロ氏曰く、一般的なオーガニック栽培以上に自然な農法とのこと。地下15mに温泉水が流れています。そのせいでとても水はけが良く、土が湿度を低く保てるのでベト、ウドンコ病のリスクが数なく、一方で干ばつなどでも根に必要な水分は保持でき、ユニークなミネラルバランスを土壌に与えるそうです。 ~醸し発酵~ ティモラッソは酸が強く、パワフルで耐久性があり、時として最良の黒葡萄と共通した面が見られるそうです。そしてその最良の醸造法はエリアとしても確立していず、生産者ごとに様々なスタイルがとられています。彼は醸し発酵を行うことにより、果皮に含まれるブドウのキャラクターと色素が含まれている天然の酸化防止剤を引き出し、余計な添加物を加えず 長期熟成できる白ワインを理想としワイン造りを行っています。

葡萄のポテンシャルが高いからできる長熟バルベーラ ブルーマ・ダウトゥンノとは秋の霧という意味。標高330~340mの畑で、樹齢は100年ほどの古木のバルベーラを用いています。野生酵母でステンレスタンク発酵後、ミディアムローストの 500Lのフレンチオークで36か月熟成。さらに 72 か月ボトル内で熟成後に出荷。無濾過・無清澄。3000本年の生産量。
きっとこのワイナリー渾身のポジティブ•セレクションの賜物かと(笑)。
数量:

この商品に対するお客様の声

この商品に対するご感想をぜひお寄せください。

新着情報RSS

2024年10月22日
モナストレル•バリーカ コンセンティード 2021年 ラ・プリッシマ協同組合 スペイン 赤
イエクラD.O. 750ml
2024年10月22日
ラン・フォール・デ・ザルテール 2017年 シャトー•プレ•ラ•ランド フランス ボルドー 赤
サント・フォワ・コート・ド・ボルドーA.C. 750ml
2024年10月22日
『ブルーマ·ダウトゥンノ』 2013年 イタリア ピエモンテ 赤
カシーナ·イ カルピーニ  コッリ·トルトネージバルベラ·スペリオーレD.O.C. 750ml  
2024年10月17日
ブルイィ『ラ・クロカント』2022年 ドメーヌ・レ・ロッシュ・ブルー フランス
ボジョレー ブルイィ 赤 750ml
2024年10月17日
キャンティ・コッリ・セネージ 2021年 アジェンダ・カサーレ・ダヴィッディ イタリア 赤
キャンティ·コッリ·セネージD.O.C. 750ml
2024年10月17日
ピクプール・ド・ピネ 2023年 フローレ 南フランス 白
ラングドック ピクプール・ド・ピネA.C. 750ml
2024年10月17日
ミラン·ロイヤル·シャルドネ 2021年 ドメーヌ·ブラン·プリュム 南フランス
ルーション I.G.P.コート·カタラン 白 750ml
2024年09月30日
シャルム·シャンベルタン 2016年 カミュ・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ フランス 
グラン·クリュ 赤 750ml 
川崎(川崎と溝の口駅そば)、横浜(鶴見、関内、たまプラーザ)でオーセンティック・バーを展開する時代屋・オールドオークではバーテンダーやキッチン・スタッフを募集しています。
初心者にも丁寧に指導しますので安心です。正社員の他、アルバイトも可能です。応募やご質問についてはこちらのページをご覧下さい。

ワインのマスキューHOMEワインリストワインの知識(ワイン事典・ワイン辞典)

店主紹介地図と住所桝久にメール特定商取引(送料等)チーズブログカゴの中身

© 2005-2022 by 株式会社桝久商店 & フクモト・ロジスティック・システム