現在のカゴの中

合計数量:0

商品金額:0円

カゴの中を見る

検索条件

商品カテゴリから選ぶ
商品名を入力

商品コード:
glrdnmt

『ギーロ・ロッソ・ディンヴェルノ』 2010年 マルティルデ

販売価格(税込):
3,771
ポイント: 0 Pt
関連カテゴリ:
イタリア赤・ロゼ
イタリア ロンバルディア 赤 IGP プロヴィンチア・ディ・パヴィア 750ml

キュヴェ名『ギーロ・ロッソ・ディンヴェルノ』は『冬眠中のアカヤマネ』ヤマネはネズミに似た哺乳類のようです。とても可愛い(笑)。日本では『ニホンヤマネ』のみが棲息しているとか。
良作年の特別な畑の樹齢の古いクロアティーナを手摘み収穫、選果後ステンレスタンクで野生酵母による自然発酵。
マロラクティック発酵もステンレスタンクで行い、2~3年物のバリックに移し熟成。
熟成期間はヴィンテージごとの特性や使用するバリックの経年数に合わせ最低2年以上。その後長い瓶熟成を経てリリース。おそらく十年ほどかと。
ワインの作りはトップ•キュヴェのバルベーラ100%の『ラ・ストレーガ、ラ・ガッツァ、エ・イル・ピオッポN.V.』と同じですね(笑)。かつての『ザッフォ2017年』は2500リットルの大樽で24ヶ月以上熟成していましたが、コレはバリック。意見の別れるところではありますが、マルティルデらしく別ジャンルのクロアティーナとして考えるべきかと(笑)。多分彼らが作る最良のクロアティーナなのでしょう。

さて、裏ティスティングのはじまりはじまり~!
私「うわっ!熟成香…還元臭、と旨味が物凄いことになってる!特に旨味。椎茸のドンコの旨味を煮詰めたような(笑)。」
家内「ボルチーニ茸!」
Kさん「ボルチーニ茸…、良いですねぇ(笑)。深い山奥を連想しますね(笑)。コレ2010年かぁ。あとどれほど持つのか?20∼30年のスパン?」
家内「うわっ!あまっいー(笑)!カラメル…、黒糖…、リコリス。バルベーラとは違った甘さ。あと赤い小粒の果実味が出てくる(笑)。う~ん…、リンゴ、サクランボ。」
私「圧巻ですね(笑)。ボナルダを代表するワインと言えそうですね(笑)。巨大だよね(笑)。グレート•ワイン!」
家内「大きくて深い(笑)。私このボナルダにトドメを刺します(笑)!コレなんだよねコレ(笑)!」
Kさん「渾身の大物。独特の味わいもあるし、それに惹かれる(笑)。俳優の松重豊みたいですな(笑)。」
私「遅咲き(笑)。大器晩成ですね(笑)。」
Kさん「そう(笑)。ボナルダ同様時間が必要(笑)。」
私「このボナルダは、アルコール分は14.5%で残糖分はなんと0.6g/l野生酵母ではあり得ないレベル。とてもドライ。総酸が5.3g/lと立派なレベル。」
Kさん「温暖化の影響でボルドーなんか3g/Lくらいがせいぜいだから、コレは立派(笑)。遥かに生命力がありますね(笑)。」
家内「あとSO2の添加量は25ml/Lとかなり低い。樽熟成しているのにかなり低い。ちょっと異例なほどです(笑)。」
私「すべての工程で衛生管理は徹底的なのだろうけど、葡萄自体の濃さ…酸の多さでSO2の添加量を少なくできるんだろうな。」

そして翌日

私「旨味が増しワインのディテールがより明瞭になってきてる(笑)。果実味が綺麗でチャーミング(笑)。」
家内「たしかにより綺麗になっている。ただ熟成香も目立つかな(笑)。」
私「澱の量も凄いね(笑)。デカンタージュした方が良いかも。デカンタージュしてもワインのバランス崩れないと思うよ(笑)。」

翌々日

私「更に旨味が際立つ(笑)。甘さに透明感が昨日より感じられる。」
家内「昨日気になった熟成感…ちょっと古く感じるような熟成感が無くなってる(笑)。」
私「このワインまだ伸びしろがある。1度目のピークから2度目のピークに向かっている(笑)。」
家内「古酒に向かってるね(笑)。凄くエレガントで力強い昔の古酒みたいになりそう(笑)。あと何年かかるのかな(笑)?」


________________________________________________

以下インポーターさん資料より

土地、葡萄、家族への愛情が育むナチュラルワイン 「マルティルデ」は、ミラノから南に約60km、ピアチェンツァに程近いロンバルディア州南端、ロヴェスカーラの標高200mの小高い丘の頂に処を構えています。ピエモンテ、リグーリア、エミリア・ロマーニャと州境を接するこの地域はオルトレポ・パヴェーゼの生産地域で、古い文書にこの地で西暦1100年頃からぶどう栽培とワイン造りが行われていたとの記録が残っています。「マルティルデ」はこの地に17ヘクタールの地所を所有し、そのうち15ヘクタールに土着品種のクロアティーナを始めバルベーラ、マルヴァジアなど様々なぶどうが植えられています。ミラノのIBMに勤め、ワインとは全く無縁の仕事をしていたレイモンドとアントネッラのロンバルディ夫妻がロヴェスカーラの美し
い風土と古いぶどう畑が広がるマルティルデの地所に強く惹かれ、ミラノからこの地に移り住んだのは今から30年ほど前。ワイン造りに関する知識も経験も皆無だった2人は栽培と醸造について一から学び、1991年にファースト・ヴィンテージがリリースされました。スタート当初レイモンドはIBMでの仕事を続けており、平日はロヴェスカーラとミラノを往復する生活を1997年まで続けました。 彼らはぶどうの栽培には当初から有機農法を取り入れ、さらに ロンバルディアを中心に活躍する腕利きのエノロゴ、ジュゼッペ・ザッティをパートナーに迎え、現在では素晴らしいナチュラル・ワインの造り手として確固たる地位を築いています。マルティルデの畑はいずれも古くからある畑で、一部の畑には樹齢数十年の古樹が残っていますが、
彼らは樹勢の落ちた古樹は植え替えを進めており、植え替えの済んだ畑では樹齢3~14年の樹が1ヘクタール当たり5000本の密度で植えられています。 樹は全てギュイヨに仕立てられ、剪定によって果実は1本当たり10房以下に抑えられます。土壌は粘土質が主体で少量の石灰質が交じり、果実味豊かな赤やはつらつとしたミネラル感を持った白ワインを産み出します。土壌の構成は畑ごとに微妙に異なり、ぶどうの味わいに変化をもたらします。植物の適度な競合と低収量によって土壌の安定と肥沃さを維持するため、1993年以降畑の下草を定期的に刈り込む作業を行っています。 また畑への施肥はそれぞれの畑の状態、すなわち土壌の養分構成や前年の収穫量や作柄に基づき、堆肥などの有機肥料が必要最低限施されます。病害への対策も同様
に制限され、可能な限り好ましい気象条件の時に天然由来の環境への影響の少ない薬剤を必要最低限使用します。農薬や合成除草剤は一切用いません。 、ぶどう 彼らのぶどうの中で最も重要なものは、黒ぶどうではクロアティーナです。「ボナルダ・ディ・ロヴェスカーラ」とも呼ばれるこのぶどうは古くから栽培され、その卓越した品質には定評があります。彼らもこのぶどうには特別な思い入れがあります。また最近では、適度な酸を持ち熟成に向いたバルベーラにも力を入れています。一方白ぶどうはマルヴァジアがメインです。1993年、彼らは古い畑に初めてマルヴァジア・ディ・カンディアのクローンを植えました。現在、これは彼らの最も重要なぶどうの一つになっています。このぶどうからは2つの異なるタイプのワイン –
フレッシュなタイプと、約6ヶ月のマセレーションを行ったいわゆる「オレンジ・ワイン」 – が造られます。ぶどうはすべて自社栽培のもののみを使用し、買いぶどうは一切使用しません。収穫が近づくと、彼らは頭をからっぽにして畑の隅々まで歩き回り、ぶどうの風味(甘味、渋味、柔らかさなど)を徹底的にチェックします。この食味による確認と並行して糖度、酸度、phなどの分析も行われ、最適と判断された時点で手早く収穫が行われます。これらの作業は秋の気候の変わり目までに終わらせなければならないため、常に時間との戦いとなります。ぶどうは全て手摘みによる収穫後直ちにセラーへと運ばれ、圧搾が行われます。発酵は赤も白も全てステ
ンレスタンクで行います。
発酵を安定させるために発酵の前後でSO2を加える生産者が多いのですが、彼らは果汁の状態が良ければ発酵の前にSO2を加えません。発酵終了後に法律で認められた量よりはるかに少ない量を添加するだけです。そのため彼らのワインはSO2の含有量が低く、「飲んでも頭が痛くならないワイン」は彼らの自慢です。発酵後白ワインはそのまま瓶詰めまでタンクで熟成させます。 赤ワインはマロラクティック発酵を行い、熟成のために樽へと移されます。彼らはワインによって2500リットルの大樽と225リットルのバリックを使い分けています。バリックで熟成させたものにはバニラやコーヒー、スパイスのフレーバーが備わります。赤ワインは瓶詰めの前に卵白とゼラチンで清澄を行います。 、  彼らのワインにはすべて彼らの家族– 一緒に暮
らす犬、猫、馬たちの名前が付けられ、アントネッラによって描かれた可愛らしいラベルが貼られ、ワインを味わう人々を和ませます。有機ぶどうから造られたワインはいずれも果実本来の風味にあふれ、飲む人に強い印象を与えます。ロヴェスカーラの地、そこから産まれるぶどう、そして家族たちへ限りない愛情をそそぐアントネッラとレイモンドの想いが詰まったマルティルデのワインを是非味わって下さい。


Image1737091579477.jpg
数量:

この商品に対するお客様の声

この商品に対するご感想をぜひお寄せください。

新着情報RSS

2025年01月20日
『ラ・ストレーガ、ラ・ガッツァ、エ・イル・ピオッポ』 N.V. マルティルデ
イタリア ロンバルディア 赤 IGP プロヴィンチア・ディ・パヴィア 750ml
2025年01月20日
『ギーロ・ロッソ・ディンヴェルノ』 2010年 マルティルデ
フランス ロンバルディア 赤 IGP プロヴィンチア・ディ・パヴィア 750ml
2025年01月19日
❴限定品❵ ブルゴーニュ ルージュ 2022年 ドメーヌ・ロシニョル・フェヴリエ
フランス ブルゴーニュ 赤 750ml
川崎(川崎と溝の口駅そば)、横浜(鶴見、関内、たまプラーザ)でオーセンティック・バーを展開する時代屋・オールドオークではバーテンダーやキッチン・スタッフを募集しています。
初心者にも丁寧に指導しますので安心です。正社員の他、アルバイトも可能です。応募やご質問についてはこちらのページをご覧下さい。

ワインのマスキューHOMEワインリストワインの知識(ワイン事典・ワイン辞典)

店主紹介地図と住所桝久にメール特定商取引(送料等)チーズブログカゴの中身

© 2005-2022 by 株式会社桝久商店 & フクモト・ロジスティック・システム