ワインの桝久 - 横浜の酒屋/商品詳細ページ

フランス　ブルゴーニュ　赤　750ml

久しぶりのブルゴーニュ(笑)。しかもしかもモレ•サン•ドニ(笑)。
飲んだ印象は森…、腐葉土のニュアンスがあり、とても深みがある。ピノ・ノワールらしいストロベリーの香りがしっとり溶け込んでおり、いかにもモレ•サン•ドニ(笑)。樽香との折り合いも良く無理がない。ちょっと粉っぽいトロンセのオークの特徴とピノ・ノワールの濃度感のマッチ•アップは一つの完成体となっている。とても好感の持てるモレ•サン•ドニなのです。
複雑でありながらシンメトリー。教科書的なモレ•サン•ドニでございます(笑)。あと、2021年ヴィンテージが実に無理のない良い作柄だと伝わって来ます。まあ高級ではありますが、ケチでへそ曲がりのマスキューが見栄を張って入荷させたのには意味がございます(笑)。

---

以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)

栽培面積は1ha。葡萄の平均樹齢は65年になります。収穫した葡萄は野生酵母を用いて2～3日の低温マセレーション。後にステンレスタンクにて発酵。アリエ産オーク樽にて12か月熟成。

モレ・サン・ドニ村に本拠を構えるドメーヌ。当主ウィリアム・シュミット氏は1971年生まれ。フランソワ・ラマルシュで5年、モンジャール・ミュニュレで15年の経験を積んだ後、2006年にドメーヌを開設いたしました。所有する畑はウィリアム氏の妻パトリシア氏の父ミシェル・ジャニアール氏から受け継ぎ、モレ・サン・ドニ村のヴィラージュ、プルミエ・クリュの畑の他、シャンボール・ミュジニー、ジュヴレ・シャンベルタンなど12区画に計8haを所有しています。 息子のマチュー・シュミット氏は1997年生まれ。弊社(アズマ•コーポレーション)と取引のあるマコネ村のドメーヌ・ビシュロンで2013年～2015年までワイン造りに携わりました。その後は父ウィリアム氏と共に親子二人三脚でドメーヌを運営しています。 ワイン造りについ
て「所有しているピノ・ノワールはどの畑も樹齢が高く、そういった古木葡萄から造られるワインは素晴らしいワインとなるが、一方で収量が低くなる。加えて無農薬で栽培すると更に収量が減る。いっそのこと古木を抜いて若木を植えた方が収量自体は増えるんだけど・・。それでも出来る限り自然な環境でワイン造りを行いたい。そして醸造面でも特に赤ワインは野生酵母を使用して醸造することを心がけている」とウィリアム氏。日本への輸出は今回が初めて。親子二人三脚で躍進を遂げる新進気鋭のドメーヌに注目です。