スペイン 赤 カラタユドD.C.750ml
ボデガス・サン・アレハンドロといってもピンとこない方が多いと思いますが、あのレイシス1の醸造元です。レイシス1は各地の素晴らしい畑から集めたワインでつくったスーパープロジェクトでした。
そのプロジェクトの中心となったボデガなのです。
ラス・ロカスの銘柄はボデガス・サン・アレハンドロの自社畑だけでつくられるガルナッチャ100パーセントのワインです。
カラタユドの標高700?800mの高地の畑で樹齢70?100年のガルナッチャからつくられています。収穫量も35hl/haと低収量ですからとても濃厚な味わいです。ただ樽熟成は40パーセントにとどめていますから、樽香がでしゃばらないスタイルなのです。濃厚でありながら、飲みやすい充実のワインです。非常にキメ細かい酒質で、14.5パーセントの高いアルコール分も気にならないほど良く溶け込んでいます。
ちなみにこのワインはセミ オールド ヴァインとされており、さらに標高900?1200mの高地には樹齢100年以上のガルナッチャがあり、ヴェリー オールド ヴァインとして製品化されています。時間の感覚が違いますね(笑)。
今回は優れたコストパフォーマンスのセミ オールド ヴァインをまず入荷させました。
自然にこうした極めて古いブドウ樹からワインがつくられるところが、スペインワインの強みです。懐が深いですね。
なんたって普通にグレートワインをつくってしまいますから(笑)。