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フランス　シャンパーニュN.M. 発泡性白　750ml

1991年にディジョンのエコール・ナショナル・シュペリウール・アグロノミーク(ENSA)を卒業したニコラス・ギュイスキンは、1992年にエコール・シュペリウール・ド・ランスでMBAを取得。その後、全国農業供給協同組合(UNCAA)で9か月働きます。1993年から1994年にかけて、バンク・ポピュレール・ロレーヌ・シャンパン(協同組合)を統合してブドウ栽培の資金調達を行うことを垣間見、その後の人生のコースを変更しました(笑)。
ワインの製造から販売まで、シャンパーニュの完全な管理に魅了され、1994年にディジーで会社レ・ロッシュ・ブランシュを設立することにしました。ベンチャー的なネゴスを立ち上げました。マルヌ川沿いの観光村、コート・ド・ブランの入り口にあるオワリー村で、彼はさまざまなキュヴェを精巧に作ることを選んだ訳です。これはその自社ブランドの一つです。

オワリー村の標高150m、面積10haの粘土質土壌の畑を選び、9月に手摘み収穫。セパージュはピノ・ノワール63%、シャルドネ22%、ピノ・ムニエ15%。
果汁は一番搾り78%、二番絞り22%を使用。最後のプレス果汁は使いません。
発酵10日間、乳酸発酵を20℃で21日間。ステンレスタンクで4～8ヵ月間熟成後、24ヶ月の瓶内二次発酵。乳酸発酵しても程好い酸が残っていますから、もともとの葡萄果汁はしっかりしたもの。
40のジャイロパレットにてルミアージュ。安定化、ろ過。
ドサージュは10g/L、総酸度は5～7g/L、
残糖度:9～11g/L。やや甘く感じますが、
酸のある分バランスが良くとてもフレンドリー。飲んで誰しもが『飲みやすいシャンパン!』と思うはず(笑)。泡立ちは力強くキメ細やか、持続力も十二分なシャンパーニュ。柑橘系の香りは明瞭でありながら、シャンパン香としっかり品良く溶け込んでいます。フル・ボディーではなくミディアム・ボディーですからフォアグラに蜂蜜をかけたものだとちょっと物足りないかもしれませんが(笑)、フォアグラのみならばオッケー(笑)。家で高級食材を買ってきて合わせるには充分(笑)。
クレマン並みの短い瓶内熟成期間のものや、外れの産地のピノ・ムニエ主体のもの等名前だけシャンパンのものが多く見受けられる昨今。しかし、銘醸品はあまりにお高い(笑)。
然るに、気軽にお土産でシャンパンを持っていくことは難しい(笑)!
こんな悩みを解決してくれるシャンパンなのです(笑)。