シャトー・オー・サンマルタン 2004年 |
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シャトー・オー・サンマルタン 2004年 ヴィンテージにて再入荷しました。
前回好評いただいた2003年から2004年にかわりました。 このボルドー・スペリュールのシャトー・オー・サン・マルタンはボルドー右岸リブルヌの町の北にあるサン・マルタン村で造られています。ちょうどフロンサックとポムロールの間あたりだと思います。 味わいは2003年より酸があり、まだまだ若さ溢れています(笑)。侮れない造りの良さ。クラシック・ボルドーの美点があります。2004年なのに抜栓後翌日になっても良さが伸びます。あまり高く評価されない2004年ですが、実はお買い得ヴィンテージですね。 このシャトー・オー・サン・マルタン所有している畑は8ヘクタールほどしかないプチ・シャトーです。当然、近代的な瓶詰機械など持っておらず、ほとんどネゴシアンに売却していたようです。実はこのワインもミラード社が買って自社のセラーで熟成したものです。 ここでクエスチョン?です(笑)。 このワインには通常生産者元詰を意味する『ミザン・ブタイエ・オー・シャトー』と表記されています。でもミラード社が発売元です。???輸入元に電話しました。 Kさん「いつもお世話になります。ご指摘の通りミラード社が買って熟成させたワインなのですが、瓶詰の際わざわざトラックで瓶詰機械を積んで行き、シャトー・オー・サン・マルタンの蔵で瓶詰してから持ってきたということです。」 私「だから元詰めを名乗れるんですね。でもなんでわざわざ機械まで持ってったんですか?コストかかるでしょうし?樽ごと買ってきた方が効率的じゃあないんですか?」 Kさん「ミラード社の社長は右岸の生産者組合長をやるような人ですから、生産者を大事にしたようです。」 私「やはり名士なんですね。お金にあかせた商売はしないのですね。」 このワイン安い訳がこの辺にあるようです。変にプレミアムをつける商売を良しとしないのでしょう。 さすがミラード! 良心的です。 この価格で、しかも収穫後7年経つというにもかかわらず、まだ発展が望めます。 恐るべし。 |
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