シャトー・ピネレ 『ロタンティーク』2005年 フランス カオール 赤 750ml |
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カオールの雄シャトー・ピネレの上級銘柄です。シャトー・ピネレの45ヘクタールある畑の中でもっとも古い区画5ヘクタールからなるオーセロワ種(コットあるいはマルベック)100パーセントでつくられています。イギリスのワイン雑誌『デキャンター誌』の2008年「10ポンド以上のベストワイン」で10000本の頂点にたったワインなのです。(同じ2005年のメイクです。)たしか審査は10ポンド以下と以上の2部門に分かれていて、20ポンド以上のカテゴリーはありませんでした(笑)。まあ、イギリス人のカオール好きを割り引いても(彼らはカオールのワインは自分達のものだと思ってます。)、このワインは普通のレベルではありません。 とにかく『スゴい』のです!色は濃く、ほとんど黒。深く深く、厚く厚く凝縮した果実味。でもしなやかな柔らかみがあります。強いけれどエレガントな甘さ、どこまでも突き抜けるような綺麗な酸。強く豊かで、底知れぬポテンシャルを秘めているようです。若い故の未分化な部分、未熟な部分さえ魅力的です。この若いカオールが、今の段階で滑らかに飲めるのがスゴい。まだまだハーモニーや明瞭さが出ていませんが、すべてが開花した様子の素晴らしさは、想像にかたくありません。 色がいい具合にぬけて、レンガ色になる頃飲んでみたいですね。想像できないほどの複雑さ・エレガントさ・絹のような舌触り・吹き出るような香りを備えた高貴なワインになっているはず。 うーん。 何年かかるか分かりませんが、見届けるまで死ねません(笑)。 従来のトラディショナルなつくりのカオールなら10年ほどしないと飲み始めることができません。除梗の比率を高め、梗からの硬いタンニンを減らしていそうです。ローヌの今風のワインにちょっと似たような気がします。 この意味からするとたしかに『ロタンティーク』は今風ですが、将来が計り知れない点、秀逸なのです。 このワイン、ロタンティークもしくはオタンティークと表記されたりしてますが、私の拙い語学力では判断がつきません(笑)。英語読みだとオーセンティックですか。どなたかあとでコッソリ教えて下さい。 ・3480円 / 税込 |
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