クレマン・ド・ブルゴーニュ 2004年 発泡性 白 ドメーヌ・ブリガン
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皆さんブルゴーニュとシャンパーニュってつながっているって知ってました?(ソムリエの資格試験にでるかも?)
じつはこのドメーヌ・ブリガンはシャブリの東、シャンパーニュのコート・デ・バール地区まで北に8kmほどのところにあるマサンジー村にあります。この辺りの葡萄畑がフィロキセラで全滅したのち入植した生産者です。畑及び建物は13世紀からフランス革命まで続いたシトー派のものですが、現在の当主ギガン・ブリガンさんで3代目となります。10ヘクタールの所有畑のうち8ヘクタールはクレマン用で、クレマンに特化した生産者です。 このクレマンセパージュはシャルドネ50%、ピノ・ノアール50%で、基本的な造りはシャンパーニュと同じです。 エアープレスマシンで優しくゆっくりと二度搾汁し、それを品種ごとに別々に仕込み安定してからアッサンブラージュします。ルミアージュはなんと手作業、60ヶ月の瓶熟成をします。注文を受けてからデゴルジュマする念の入れよう!生産量が少ないのも理由となっていますが、これほど手作業で生産しているとは! 味わいはシャンパーニュのプレステージ物レベル。ピノ・ノアールが味わいとして作用しています。美しい酸は絢爛、重くなくエレガントなスタイルは並のプレステージシャンパンを凌ぎます。 うーん。 これは旨い! なかなか出にくいピノ・ノアール由来の赤いチェリーやベリーの香りがほんのりと感じられます。もちろんシャルドネ由来の柑橘系の香りもしますから、並のシャンパンのレベルではありません。 ただ難を言えば、泡の持ちがちょっと足りないことです。まあ、クレマンですから仕方ないですか。この価格では文句は言えませんね(笑)。 ・2235円 / 税込 |
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