コート・デュ・ルーション ヴィエイユ・ヴィーニュ 赤 2009年 シャトー・サン-ロック
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このワイン樹齢30年のシラー60%、樹齢80〜100年のグルナッシュ・ノアール40%で造られます。
畑はモーリー村の隣の片岩土壌、石灰と粘土が混ざった土壌です。岩盤の二次堆積のようですから標高は比較的下ったなだらかな場所のようです。 ただ非常に古い畑ですから、何もしなくてもワインは低収量です。一本の葡萄樹から1リットルほど。もちろん収穫は手摘み、手を抜きません。 このワイン収穫後20〜25℃で、果帽をルモンタージュ(循環)させながら、時間をかけて優しく抽出されます。そして木樽熟成せずに翌年の一月に瓶詰して寝かされてから出荷されます。 いわば葡萄の果実味だけで真っ向勝負なのです。過程でヘマや失敗があると取り返しがつきません。 味わいはシラーらしいベリーの香りとスパイシーさが、しっかりしています。グルナッシュの深みと柔らかさがシラーの強さを上手く補っています。今風の南ローヌによくある比率ですが、明らかにこのワインのシラーの方が芯が強い感じがします。とは言えしっかりとした選果と木樽を使わないことで、シラーのタンニンはかなり柔らかくなっているにも拘わらず、ワインの生命力は奥深さがあります。 うーん。結構持ちそうです。 新しい試みです。 標高が低いドメーヌ・ラファージュではシラーを主要品種にできませんが、内陸のこのシャトー・サン‐ロックだと可能なのでは?ルーションの新しいチャレンジです! ただすぐに手の内を見せないところはシラーたる由縁?まだ抜栓後3日くらいしないと本当の良さがでないんです(笑)。まだボトルショックからも立ち直ってませんし、本調子になるのは来年以降ですかね? ・1680円 / 税込 |
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