コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ『シメール』 赤 2008年 シャトー・サン-ロック
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このワインはモーリー村近くのアグリー渓谷にあるカタリ派のクエリプス城のすぐ下の畑で造られます。(カタリ派とは中世アルビジョア十字軍に弾圧されたキリスト教の異端といわれる一派)畑の標高は200mで石灰、粘土、黒片岩の混じった土壌です。
斜面にあるため機械は入りませんので、畑仕事はすべて手仕事です。収穫量もラファージュさんらしく、超低収量で葡萄樹一本からハーフボトル一本くらいです。 セパージュは樹齢100年のグルナッシ・ノアール60%、シラー30%、カリニャン10%。畑で選別をした後再度ドメーヌで撰果する念の入れようです。さすがぬかりない(笑)。 収穫された葡萄は15日間冷蔵容器の中で温度5度で冷やされます。そして500Lの新樽で4週間のマセラシオンをするそうです。 その後熟成は新樽60%、一年使用樽40%で熟成されます。 うーん。 コールドマセラシオンに新樽発酵ですね。 スペインの最新の技術ですね。伊達にスペインでワインのプロデューサをやっていた訳ではありません(笑)。 出来上がったワインは巨大なもの。ただまだ開くにはちょっと時間が欲しいです。ドメーヌ・ラファージュのスタイルでいえばキュヴェ・レアと同格のラインナップですが、このワインも同様にアッサンブラージュにより複雑さを訴求するタイプのようです。ただドメーヌ・ラファージュに見られる明瞭なわかりやすさがあるスタイルではありません。パワーがドメーヌ・ラファージュより勝っているのかも?樽香が気にならないほどの果実味に圧倒されます。 先々が楽しみであることは間違いなさそうです(笑)。 グレートワインです。 いつになったら飲み頃になるのでしょうね? ちなみに抜栓後まる4日して香りが吹き出る様は圧巻でした。 ・2145円 / 税込 |
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