ヴォルネィ 1er 『カレル・ス・ラ・シャペル』2006年 赤
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マスキューの定番ドメーヌ、ロシニョル・フェヴリエのトップ・キュヴェの登場です（笑）。珍しいお買い得ブルゴーニュなのです（笑）。
この畑は0.25ヘクターリのモノ・ポール。収穫量はグラン・クリュ並の低収量。葡萄の樹1本でハーフボトル1本ほど。いわゆるビオ・デナミのワインです（あまりビオ・デナミを売り物にしたくない（笑）。）。フェヴリエ家が16世紀から所有しています。畑自体は13世紀まで遡れる区画。まさにフェヴリエ家の宝です。あの『カイユレ』から続く斜面に並んでいます。絶好の地なのです。 味わいは柔らかみがありエレガント。液体としての旨味があります。余韻も美しく麗しいのです。 あるべきヴォルネィの姿。 うーん。 ようやく調子が出てきた2006年ヴィンテージなのも嬉しい。こうした正統派のブルゴーニュを飲むと、格付け畑の優位性を認めざるを得ません。 約束の地でとことん尽力して造られてこそ、この域に達する。としか思えないのです。 つまらないグラン・クリュを飲むより、遥かによろしいかと。この値段だと2本買っても見合います（笑）。 |
