『カイノーザ』 キャンティー・コッリ・セネージ 2009年
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>> ラベル写真 写真はイメージ |
近頃、クラシックなキャンティーがないとお嘆きの貴兄に朗報です。
最近のキャンティーは二極化が進んでます。クラシッコはバリックを使ったり高級なスタイルが増えましたし、普通のキャンティーは軽くとにかく早く飲めるワインばかりのようです。 うーん。 あのじんわりと美味しいキャンティーが飲みたい! そんな訳で見つけました(笑)。このワインはキャンティーのサブゾーン、キャンティー・コッリ・セネージのものです。ただサブゾーンと言ってもモンテプルチアーノ町ですから、レベルの高い銘醸地なのです。 このアジェンダ・カサーレ・ダヴィッディは19世紀初頭に設立され、モンテプルチアーノのグラッチャノ村、ヴァリアノ村、アッバディーア村、アクアヴィーヴァ村に計20ヘクタールの畑を所有しています。この『カイノーザ』はこれらを混ぜて造られています。 もちろん葡萄品種はヴィーノ・ノビレと同じ、サンジョヴェーゼ(プルニョーロ・ジェンティーレ)100%。いわばヴィーノ・ノビレ・デ・モンテプルチアーノの弟分的ワインなのです。熟成はスロベニア・オークの2500リットルの大樽で行うクラシックスタイル。 味わいは決して重いワインではありませんが、酸がしっかり入っておりフレッシュで緻密。除梗しますから果実味に明るさがあり、鉄や土などのミネラル分も感じられます。派手なワインではありませんが、安心して飲めるじんわりと旨いワインです。もともとの構造がしっかりしていますから、簡単に崩れないバランスの良さがあります。 とても良く出来た懐かしいワインなのです(笑)。 |
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