エキストラ・ブリュット ボデガ・デル・フィン・デル・ムンド アルゼンチン パタゴニア 発泡性 白 750ml |
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今や世界第5位のワイン生産国となったアルゼンチン。生産量のみならず、その品質の高さもしられるようになりました。マスキューでもメンドーサのドニャ・パウラが定番となっています。本来の力強さだけでなく、バランスのとれたエレガンスのある高いレベル。しかも安い(笑)。
このワインはアルゼンチンでも新進のパタゴニア地方で、シャンパーニュと同様の製法で造られたスパーリングワインです。生産者であるボデガ・デル・フィン・デル・ムンドはパタゴニア ネウケン州に初めて1996年に設立されたワイナリーです。著名な醸造コンサルタントであるミッシェル・ローラン氏を迎え、世界から注目されるワインを造っています。 セパージュはピノ・ノアール85%、シャルドネ15%。とても淡いオレンジがかったピンクの色は、白というよりはロゼに近い。ピノ・ノアールのアロマが感じられる由縁。赤いベリーやラズベリーの香、柑橘類の香味、ナッツ、焦げたパイ皮などのニュアンスは十分。幅広い果実味は秀逸。造り手の明確な意図を感じます。また、それを実現する技術力は脱帽ものです。 長い瓶内熟成により美しいキメ細かな泡(はっきりしませんが24ヶ月ほど瓶内熟成しているようです。)、たっぷりとした果実のボリューム感は優しさがあります。 うーん。もう少しガスがあれば言うことなし(笑)。 コストを抑えるためキャッブシールがついていませんが(笑)シャンパンメーカーは恐れるべきワイン! パタゴニアはアルゼンチン南部の酩醸地メンドーサなどと違い、南極の影響を強く受ける地域です。風が強い上気温が低く、ブドウの完熟は難しいとさえ言われてますが、意欲的な生産者は海流の影響を受けない内陸部で環境を生かした強く締まりのあるワインを生み出しています。南緯40度ほどですが、ヨーロッパの北緯40度より冷涼なようです。ただ少なくとも日照の点、メンドーサよりヨーロッパに近いため、ワイン造りにプラスに作用しているようです。 こうした事情により、ネウケン州ではヨーロッパ・ワイン・コングロマリットのモエ、コドーニュ、ラフィット・ロートシルトなどが参入しています。 将来のワイン地図を塗り替えるかもしれない、注目の地域なのです。 知らないところで、とんでもなく凄いワインが造られていました。 衝撃的です。 ・1470円(税込) |
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