シャトー・ド・フェル アンジュ・ブラン『ラ・シャペル』 シェナン セック 2009年 白 |
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フランス ロワール 750mlロワール ボンヌゾーの名門シャトー・ド・フェルの造る辛口白ワインです。 もともと甘口デザートワインで有名ですが、食事に合わせる辛口のワインも造っているのです。 このワイン侮ってはいけません。アペラシオンの額面通りアンジュの白ワインだと思ってはいけません。チャラくないのです(笑)。 驚きの凝縮感は軽いロワールの白とは別次元なのです。このワインの途方もない厚みはシェナン・ブランのポテンシャルの高さの証。さすがコテコテの貴腐ワインをつくる生産者の手による辛口白ワインです。アルコール分が14%と規格外(笑)。当然遅摘みしており、テロワールのすばぬけたポテンシャルもさすがです。熟成はオークの600リットルの樽(新樽20%)で10ヶ月熟成後アッサンブラージュしてタンクで6ヶ月熟成させて瓶詰めされます。過分な樽香はなく、酸の角が上手く取れています。品の良さはさすがです。 シャトー・ド・フェルの今までの辛口白のラインナップでは『シェナン・セック』と『ラ・シャペル シェナン・セック』でスタンダード・キュヴェと上級キュヴェの区別がありましたが、今は『ラ・シャペル シェナン・セック』のみとなっています。どうやら高級品のみで勝負したいようです(笑)。そうなると『ラ・シャペル』は区画名というよりはブランド名ということになったようです。販売戦略ですね(笑)。ただ『ラ・シャペル シェナン・セック2009年』と従来の『ラ・シャペル』を比べても遜色のない出来です。そうなると前の『ラ・シャペル』より価格は遥かに安いですから、このワインは絶対にお買い得のグレートワインなのです。ラベルの脇に「ノーブル・ドライ・ワイン」と書いてあるような額面通りのワインです。 合わせる料理も魚介類でしたらしっかりした濃厚なバター、ソースで味付けした料理やチーズに抜群の相性を示します。 あと香辛料の効いたエスニック料理も良いはずです。負けない強さがあります。ひょっとしたらワサビ醤油にも良いかも?(実験してみます。) スパルタンなほどのふくよかさ、万華鏡のような複雑で溢れんばかりの果実味がある辛口シェナン・ブランは衝撃的です! 経験値上がること間違いなしです(笑)。 あと、個人的に思うのですが、シェナン・ブランは味わいの一つ一つの要素はシャルドネに似ています。でもワインとして飲むと明らかにシャルドネとは違います。 不思議なんですよね(笑)。 まあ、シェナン・ブランは酸の量とバランスに有様があるということでしょうか? ・1800円(税込) |
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