『エスプリ・ド・ヴィーニュ』V.V. 1999年 プレモン協同組合
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フランス ガスコーニュ サン・モンA.O.V.D.Q.S. 750mlマディランの北にあるサン・モン村、畑が急峻で小規模生産者が多く、産地としての知名度は低く、あまり知られていません。こうした事情からも現地のプレモン協同組合により、世に出すことでA.O.C.への昇格を待ち望んでいるようです。 このワインのセパージュは、タナ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、ピナンク15%。ピナンクとは在来の品種でフェールとも呼ばれ、オーセロワの亜種のようです。 樹齢30年以上の古木から手摘みで収穫されます。収穫量も低収量で飲んだ感じからすると、1本の樹からボトル1本分くらいしかジュースは取っていませんね。クラシックな低収量です。 熟成は新樽で10ヶ月、その後10年以上の瓶熟成後リリースされたまさに『魂のワイン』なのです。 味わいは熟成して落ち着いたイレルギーに似ています。厚みのあるタンニンが整然と押し寄せる様は圧巻。思わず牛肉が食べたくなります(笑)。 造りは、除梗もミクロ・オキシダシオンもしない房丸ごとワインにしたクラシックスタイルですから、このようになるまで10年以上の歳月が必要。今時珍しいクラシックスタイルの熟成したタナ種です。でもまだまだ先があります。今ようやく飲めるようになったところです(笑)。 大きな暖炉の脇にワインを立てかけて液温を上げ、その暖炉で肉をグリルして暖まったワインと共に食す。そんな光景が目に浮かぶ、まさに文化と風土を感じるワインなのです。質実剛健さを感じます。 ・1575円(税込) |
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