ワインの知識
まずワインの言葉に慣れましょう。ラベル上の語句を小さな文字も全部声に出して読む(発音の正誤はこの際きにせずに)。いくつか読むと必ず出てくる語句に気が付きます。appellation ( ) controlee[アペラシオン ( )コントローレ]です。前回触れたワインの法律は、正式には原産地統制呼称法(Appellation d'Origine Controlle)、AOCといいます。 d'Origine=( )内には産地名、例えばBORDEAUXやBOURGOGNEが入ります。それぞれボルドーで、あるいはブルゴーニュで生産されたワインという意味になります。原産地統制呼称法AOCでは、産地ごとに使用する葡萄品種、栽培法、収穫量、醸造法、最低アルコール度数等を規定しており、それらを守ったものが原産地を名乗れます。例に挙げたボルドーなら1ha当たりの収穫量は5kl以下、アルコール10度以上、使用品種はカベルネソーヴィニヨン、メルロ、カベルネフラン他−−−というような内容です。また、原産地の範囲が 地方 > 地区 > 村 > 畑 と狭くなるに従い規定内容は厳しくなっていきますから、ワインはより上級に、より高価になると考えていいと思います。 と、いうわけで、自分好みのワインをみつけらた( )内を覚えていくといいんですね。さらに、AOCの内容を覚えれば「私はカベルネソーヴィニヨンとメルロのブレンドが好き。」ってわかっちゃうし、「カベルネソーヴィニヨンだけでつくられたワインと比べてみよう。チリはどう?いや南仏かな。」なんて。楽しいです。ワイン上級者への第一歩です。原産地AOCの事を詳しく知りたい方は、大きな書店のワインコーナーをのぞいてもるのがお薦めです。 >> ワインの知識トップへ >> VDQS、ヴァン・ド・ペイ(Vin de Pays)、ヴァン・ド・ターブル(Vin de Table)などについて |
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