シャトー・ギヨン・ナルドー 1996年 コート・ド・フランA.C.フランス ボルドー 赤 750ml |
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このコート・ド・フランはボルドーの中でもっとも内陸にあり西隣がコート・ド・カスティヨンで、東に進むと南西地方のベルジュラックになります。標高はボルドーの中ではもっとも高く、気候的にボルドー最冷涼で降水量ももっとも少ない地域です。このため収穫も遅い傾向があり、早熟なメルロより晩熟性のカベルネ・フランやカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が一般的に高いようです。
このシャトー・ギヨン・ナルドーはメルロ70%、カベルネ・ソーヴィニヨンカ20%、カベルネ・フラン10%とメルロの比率が高いですが、土壌が粘土質のためと考えられます。 味わいは熟成により、まとまりが出たフルーティな甘さ。落ち着いたタンニンは心地好く、滑らかな舌ざわりはクラシックボルドーの美点。今まさに一度目のピークを迎えています。上質なメルロのポテンシャルを発揮しています。 あと5〜10年経つと古酒として二度目のピークを迎えるはず。その時再び飲んでみたくなりますね。 このワイン敢えて欠点をあげるなら、価格が安すぎるので説得力がないのが欠点です(笑)。 今年一番のコストパフォーマンスボルドーです。 しかも蔵出しですから安心。普段の付き合いを大事にするフランス人気質万歳! ところでこのコート・ド・フランのアペラシオンは2007年からコート・ド・ボルドーA.C.に、周辺のいくつかのアペラシオンとともに一括表記されたアペラシオンになりました。もっとも、より厳しい生産基準をクリアすればコート・ド・ボルドー・フランとクリュ名を名乗れます。 このシャトーが今どのアペラシオンを名乗っているか、ちょっと気になります。 ・1485円 / 税込 |
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