「枠にとらわれない」味わい−ダイナミック、大胆であるのに、思慮深く緻密で繊細。こういうワインが出来上がったのは何故?それは、同氏のワイン造りの経緯を知ると納得します。 フランケッティ氏はNY生まれのローマ育ち。ワイン商だったそうです。ある日彼は、都会生活に嫌気がさし、家族と離れ単身!トスカナ・サルテアーノで自給自足生活をはじめます。1991年のことです。やがて、ワイン生産者が見向きもしなかったサルテアーノで、 独学で!ワイン生産をはじめます。テヌータ・ティ・トリノーロです。 1995年、彼は自分のワインを時代の寵児、J.L.テュニュヴァン(Ch.ヴァランドローのオーナー)に届けます。その折りは、酷評され相手にもしてもらえなかったとか...。研究を重ね、1997年再びテュニュヴァン氏のもとへ。はたせるかな、このワインは大絶賛され、テュニュヴァン販売網によって世界へ紹介されるや否や、ワインラヴァーの熱い支持を獲得してしまうのです。 トスカナのニューヒーロー、確固たる地位を得たフランケッティ氏でしたが、旅行で訪れたシチリア島に土地を買います。気に入った、ひらめくものがあったというその場所は、エトナ火山山麓の人に見捨てられたような土地!2000年からワインづくりをはじめ、2001年が初ヴィンテージのそのワインは、完成度の高さで世界を驚かせました。パッソピッシャーロの誕生です。 直感と才能と情熱の成功談譚。単なるシンデレラストーリーなのでしょうか? >> 関連ワイン: レ・クーポレ・ディ・トリノーロ |
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